エンジンコントロールコンピュータ交換

納車時の色々な部分の故障でエンジンがあまり調子良くないのが分かりませんでしたが、ある程度の
機能復帰をさせてきて、エンジン不調が段々顕著になってきたので、その対策の一環としてエンジン
コントロールコンピュータを交換することにしました。
具体的な症状はアクセルを強く踏み込んだ時に息継ぎをしながら拭け上がったり、全然高回転に到達
しなかったり、アイドリング不安定だったりと色々ありました。
部品取り車両も有るのでそのコンピュータを移植すれば費用面で助かるのですが、ネットオークシ
ンで最終品番のリンク品(メーカー再生品)が手頃な価格、そして到着後2週間の保証もつけての
品だったので入手に踏みきりました。

リンク品について販売店のコメント
コンピューターにトヨタ品番(販売元)の89661-50171とデンソー品番(製造元)の175000-7150が
同時記載されていますが、このコンピュータはデンソーがトヨタ部品へ供給してるリンク品です。
リンク品用の品番として頭に『97』がついて9717500-715-1となります。
従いまして89661-50171と全くの互換品です。

10系後期のエンジンコントロールコンピュータ品番(参考価格は2016年2月現在)
品番:89661-50170   期間1992/08-1994/02  参考価格¥124,200-
品番:89661-50171   期間1994/02-1994/10   参考価格¥124,200-


私のセルシオは平成6年式ですが、最終型の一歩手前でコンピュータ品番は最終ではありません
でしたので、今回運良く最終型に変更できたのでラッキーでした。

交換編

コンピュータは助手席グローブボックス下カバーにボルトで固定されているのですが、簡単に交換
出来ないので、まずは部品を外していきます。

コンピュータの取り付けてあるカバーを外すた為にグローブボックスを外し、隠れているネジを
だして取り外しの準備をします。

一番下の足元カバーは後期型よりエアコンフリターにアクセスし易いように取り付け方法が
変更になり、引っ掛けるタイプになったので工具無しで取り外し可能。
少しコンピュータが見えますが、面倒なことにカバーにしっかり固定されているので、この
カバーを外して裏側にアクセスしなければなりません。

チラ見えしている4個のグレーのコネクター。

カバーを取り外してやっとコンピュータと対面できました(^^)
ちなみにこのカバー、助手席エアバック有りと無しでは裏面の仕様がまったく異なります。

交換する最終型リンク品コンピュータ、デンソーの確認シールも貼ってあります♪

完全なる故障ではありませんが、一旦お役目を降りていただくコンピュータ。
22年間お疲れさまでした。

とりあえずコネクターと取り付けて動作確認、上記したエンジンの不調らしき症状が一気に改善。
これでひと安心、コンディション復帰と同時に最終型コンピュータの入手ができラッキーでした。

あとは元通りに組み立てれば完成!

コメント

20数年落ちのクルマにはなんらかの不調があって当然だと思います。故障や不調も原因をひとつづ潰して
いくのが一番だと思うので、時間をかけてひとつづつ原因を潰して行こうと思っています。
まだ色々と要因が考えられますが、それらは今後の楽しみにとっておきます。

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