純正自動車電話カールコード補修・その2

以前部分補修したカールコード、やはり計時劣化は確実に進み補修以外の部分からどんどんひび
割れしぱっくり口が開きみっともない状態になりました。さすがに放置しておく訳にも行かず、
カールコードを取り替えることに、ただ部品が都合よくある訳ではなくネットでよくにたカール
コードを取り寄せたりしましたが、しっくるくる大きさのがなくどうしたものかと悩んでいた時
トヨタ純正より口径は小さいですが、手持ちのドコモ自動車電話のカールコードが利用できそう
と思い、早速分解し比較をしたところトヨタは10ピン、ドコモも同じく10ピン(内4本はシー
ルド同軸線)なので移植可能と判明、これを利用して補修することにしました。ただ超〜細いコー
ドの端子取り付け加工に難儀するハメに(>_<)                        

計時劣化は恐ろしい

ゴム部分がどんどん割れていき、取り出し作業をしている間もどんどんボロボロになっていきます。
現行型なら部品交換して終わり〜なんですが、旧車はそう言う訳にもいかず・・・・。

部品移植と新規コネクタ作成作業

トヨタ純正の10ピンコネクタ、これと同じ規格のコネクタと端子(少し多めに)を事前準備し作業に
取りかかりました。画像をみていただいてお分かりいただけるようにかなり小さいコネクタです。
最近は細かい作業が辛い・・・(>_<)

ドコモ自動車電話より取り出したカールコードに、クレードル及び電話機からの抜け防止の部品を移植
超〜細いハーネスの前端の皮膜を剥いて端子を取り付けます。この作業用にカシメ工具を新規投入!

取りあえず両側20個の端子取り付け作業を完了、かなり疲れました。

準備したコネクターに純正と同じ並びで取り付けていきます。この時に導通テスターできちんと端子間の
導通チェックをおこない、導通していない端子は新しいものに交換して確実に導通させました。

チマチマとした作業をなんとかこなして電話機とクレードルにハーネスを装着♪
かなり難儀したので、取りあえず無事に作業できたことに一安心(^^;

車両につないで動作確認、無事に自動車電話復活(^^)v

コメント

センターアームレスト内に戻して、自動車電話のコーションをカールコードに装着して全ての作業を完了。
旧車との付き合いは計時劣化とどう向き合うかが課題、とくにゴム製品は確実に今回のような問題が起こ
るので対策や方法論を自身で会得するのに限ります。面倒なこと、部品調達難等、問題解決するまでは悶
々とした日々を過ごしますが、時間をかけて悩んだり失敗したりして完成すると、費やした時間と労力が
振り返ってみたら楽しい時間でもあるんですよね♪。あまり同じ補修はしたくありませんが、もし同じ補
修をしないといけなくなっても解決方法がわかったので怖くありません(^^)

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