テレフォンコンソール移植

当時の純正オプションとして自動車電話をアームレスト上部に設置する専用のアームレスト、以前より
興味がありましたが、なかなか入手できずで諦めていましたが、ネットオークションで出品されている
のを運良く落札できたのは良かったのですが、落札品は前期アイボリー内装用のもので、後期型とは微
妙に色味が異なり、使用状態が良くなかったのか革への色移りや色抜け傷などがあり、そのまま装着す
るのは嫌だったので、部品取り車両のアームレストを加工してテレフォンコンソール部分を移植し後期
内装に違和感なく取り付けできるように準備しました。

移植作業

移植加工するにあたり不要な部品を全て取り外して、穴開け部分の採寸をします。
左が後期部品取り車から外したもの(掃除していないので非常に汚い)、右は前期アームレスト。
エアコン吹き出し近くの革はそれぞれ元に色が見て取れる部分かと思いますが、同じアイボリー
でも前期と後期では色味が異なっているのがお分かりいただけると思います。

テレフォンコンソールはネジ4本で固定されていて、穴を開けて四隅に6mmの穴を開けて固定できる
ように加工していきます。
かなり大きな穴を開けていかないといけないので、道具は何でするかも検討していきます。

手元にある道具で効率よく綺麗に加工できる方法を検討した結果、樹脂部分はハンダゴテで使い溶か
して切断、次に電動ベルトサンダーを用いて微妙な寸法補正と切断面の仕上げを行なっていきました。
意外に樹脂部分に厚みがあり、切断に時間がかかりました。

悪戦苦闘しなんとか樹脂部分の切り離しに成功♪

裏面からカッターでスポンジと表皮をカットしてくる抜きます。この時に穴と同寸でカットせず
少し内側でカットして、テレフォンコンソールを仮置きしてカットして寸法調整を繰り返します。
上記した四隅のネジ取り付け部分の一極めに苦労しましたがなんとかいけました。

何度か微調整を繰り返して作業終了。

組付け前にクイックブライトを使って全体的にクリーニング、革部分は汚れも落ちて艶の引いた
しっとりした仕上がりになり大満足、テレフォンコンソールは少し傷がありますが、補修して塗
装すると純正の雰囲気が損なわれるので、あえてそのままで組み付けしました。
車両装着時には純正自動車電話を設置しますが、雰囲気を確かめたかったのでdocomoの自動車
電話を置いて見ました。この光景はニヤニヤが止まりませんね(^^;

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